岩下義治委員長のあいさつの後、京都大学大学院教授の大石眞氏が「憲法と信教の自由―憲法施行65年後の課題と展望」と題し、基調発題を行った。憲法や宗教法人法について説明しながら、「信教の自由」について解説。憲法や法律において「信教の自由」が問題となる場合や、税制度や公益法人制度と「信教の自由」との関係など、幅広く議論を展開した。
続いて、玉光神社権宮司で信教委副委員長の本山一博氏がコーディネーターを務め、パネルディスカッション。石井研士国学院大学教授は「戦後日本の社会変動と宗教意識の変化」、平野武龍谷大学名誉教授は「戦後の『信教の自由』『政教分離』裁判とその論点」、フォトジャーナリストの藤田庄市氏は「宗教トラブルの現状と『信教の自由』の課題」と題し、発題した。
コメンテーターの島薗進東京大学大学院教授は各発題を踏まえ、現代日本では「大事なところ(公共空間)で宗教が働いていない」として、「責任を自覚した信教の自由の発揮が求められている」と指摘。
この後、大石氏を加え、ディスカッションを行い、政治と宗教との関係や、オウム真理教問題など、信教の自由に関する様々な論点が提起された。
2012/12/27
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