千鳥ケ淵戦没者墓苑奉仕会
若松重英奉仕会理事長による開式の辞、国歌斉唱、献茶の儀が行われ、続いて堀内光雄会長が式辞。奉仕会の目標を力強く示した。
昭和天皇と天皇陛下の「御製」吟詠奉誦、童謡・唱歌の奉唱の後、安倍晋三総理大臣は「追悼の辞」(代読)で「今日のわが国の繁栄は、戦争犠牲者の方々の上にあることを忘れてはならない」と述べた。
常陸宮正仁親王と華子妃殿下が六角堂の陶棺に拝礼され、参列者も合わせて拝礼、自衛隊音楽隊の奏楽が流れる中、黙祷を捧げた。
この後、陸・海・空各自衛隊代表部隊の拝礼、来賓献花が続き、宗教界を代表して、保積秀胤日宗連理事長が献花を行った。
慰霊祭には新宗連加盟教団から、岡野聖法解脱会法主、田中啓三郎真生会理事長、眞塩陽一郎七曜会理事長、妙智會教団の宮本丈靖会長並びに宮本惠司法嗣(代理)、新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)の岩渕明大委員長らが参列した。
臨済宗大本山 永源寺を清掃し 交流
滋賀県協議会
左藤滋光議長のあいさつに続き、6人ずつ15のグループに分かれて清掃活動を開始した。 永源寺は関西有数の紅葉の名所。黄色のタオルを首に巻いた参加者らは、ゴミ袋や箒を手に取り、羅漢坂の石段や、重要文化財である山門付近の落ち葉を精力的に集めた。秋晴れの天気のもと、心地よい汗を拭う参加者の姿もあった。
昼食後、参加者はグループ討議に移り、清掃奉仕の感想や、日頃の信仰体験などを共に分かち合い、交流を深めた。
佼成病院訪れ 災害医療学ぶ
東京都協議会環境推進委員会
当日は1階の観音ホールで、病院担当者が1952(昭和27)年に立正佼成会の社会貢献の一環として開設した佼成病院の理念や、移築・新築となった同病院の災害医療への各種医療機器と患者受け入れ、免震構造などを、スライドを交え説明。この後、緊急災害時に患者受け入れと防災センターとなる観音ホールとエントランスホールから、10階のビハーラ病棟、各階に配された色弱や高齢者の色覚に配慮した色使いの「カラーユニバーサルデザイン・マーク」、また亡くなった方と家族の心情に配慮した地下の霊安室などを見学した。
見学終了後の振り返りでは、「地域の緊急災害受け入れ病院として、最新の技術と対応を学ぶことができた」「”正しく観て正しく手当てする”との『真観』という、仏教理念に基づいた病院の理念に感動した」などの感想が語られた。
延暦寺「不滅の法燈」へ 第30回献油式執り行う
松緑神道大和山
一隅を照らす会館前から先払役を先頭に、奉納目録と蓮華草鞋、千年油、蓮華笠の奉持者、松緑神道大和山代表者、千日回峰行者、延暦寺式衆に続いて、田澤清喜教主、半田孝淳天台座主の名代として探題の森川宏映大僧正が根本中堂まで参進、中陣に入堂して開式。田澤清喜教主が千年油540?、蓮華わらじ1200足、蓮華笠を奉納することを報告、森川大僧正に目録を贈呈した。これを受け、森川大僧正が請書を奉読し田澤教主に手渡した。
式衆、田澤教主らが内陣に移動し、導師によって「精油加持」が行われる中、「不滅の法灯」への「灌油の儀」に移った。田澤教主が本尊前にある3つの「不滅の法灯」の灯籠前に進み、献納した「千年油」を中央の灯籠に注ぎ入れた。般若心経の誦経となり、田澤教主と森川大僧正が焼香した。
田澤教主は「熱誠をもって精進させていただき、神様に感謝し、信者の結束を千年油に込め、献納を生涯の喜びとさせて頂きたい」と述べ、これからも献納を続けていくことを誓った。
憲法改正論議の課題問う
信教の自由委員会
趣旨は、憲法改正論議や、現代社会が直面している諸課題を踏まえ、日本国憲法が67年間保持してきた「信教の自由」と「政教分離の原則」をより確実なものとしていくため、諸課題について幅広い視点から討議する―というもの。
テーマを「いま、『信教の自由』と『政教分離』を考える―憲法改正論議の現状と課題」と定め、基調発題とパネルディスカッションを行う。基調発題は、小林節慶應義塾大学名誉教授(憲法学)。パネルディスカッションは、菊田生八新宗連憲法研究会委員、川上直哉被災支援ネットワーク・東北ヘルプ事務局長、林田康順浄土宗総合研究所研究員がパネリスト、本山一博玉光神社権宮司がコーディネーターを務める。参加費は無料、先着200人。参加希望の方は氏名・所属を記載し、FAXまたはメールで新宗連事務局まで。
FAX03―5465―7888
E-mail:s-info@shinshuren.or.jp
2014/10/20
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