新宗連青年会
18日午後、本殿などを参拝し、円応青年会会長の田野伸二委員が受け入れあいさつを行った後、委員会に入った。「ユースフォーラム2016」、「第50回『8.14式典』
・終戦70年特別事業」の各種事業内容について報告と意見交換を行った。また今年6月派遣予定の「第8回沖縄慰霊平和使節団」については、第7回の報告書や行程案を元に意見交換し、次回委員会で再度審議することを申し合わせた。
19日は午前から新本殿での「おつとめ」に参列した後、説明を受けながら聖地内の深田千代子教祖の御墓所や慈照殿などを参拝した。
続いて、円応教の藤井庸佐責任役員から円応教の教義、沿革について講義を受けた。この後、委員会を再開し、来年度の事業計画について意見交換を行った。
死者との交流に焦点―「幽霊の誕生」テーマに
第62回コルモス研究会議
26日は、日本カトリック神学会理事の阿部仲麻呂氏が「『Communio Sanctorum』(聖徒の交わり)、そして『実存協働』をめぐって―『使徒信条』および『感謝の祭儀』における生者と死者との関わり」を、東北大学大学院教授の佐藤弘夫氏が「幽霊の誕生」をテーマに講演を行った。
阿部氏は、遺された者と死者とのかかわり、交流の可能性をローマ・カトリック教会の「感謝の祭儀」=「ミサ」に焦点をあてて考察した。
佐藤氏は、幽霊は江戸時代以降大量発生するようになったが、それは生者側の「契約破棄」によるもので、恨みを晴らすためにあの世から越境してこの世に現れると説明した。この「契約」とは、死者が生者に対して供養や墓参りを継続することと、お経の聞こえる境内墓地への埋葬により、徐々に「ご先祖様」への昇格を求めたものだと話した。
障害者差別解消法を学ぶ
第69回「同宗連」研修会
『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(「同宗連」、松岡順海事務局長)は1月19、20の両日、東京都新宿区の区立障害者福祉センター(一日目)と全国障害者総合福祉センター(二日目)で、第69回「同宗連」研修会を開催した。テーマは「障害者差別解消法について」。2013(平成25)年に成立した「障害者差別解消法」は、障害者への配慮を公的機関や民間事業者に求めたもので、今年4月から施行される。研修会はその内容を学び、「同宗連」として、また加盟団体が障害者差別の解消にどう取り組むかを考えるもの。
19日午後、開講式に続き、障害者インターナショナル(DPI)日本会議副議長の尾上浩二氏が「障害者差別解消法と共生社会の実現に向けて」と題して講義。体験談を交えながら障害者のおかれてきた実態を語った。この後、自身もその成立に携わってきた「障害者差別解消法」の内容について説明した。
20日午前は、人工呼吸器を利用する重度の身体障害者の生活を記録したドキュメンタリー「風は生きよという」を観賞。この後、企画者の一人で、作品にも登場する海老原宏美氏が講義を行った。
2016/1/27
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