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Headline No.57 熊本大地震 AMDAに救援金寄託−新宗連

国際救援金への勧募も開始

 4月14日午後9時26分に熊本県熊本地方を震源として発生した「熊本地震」は、現在も余震が続き、熊本、大分両県を中心に甚大な被害をもたらし、被災地では懸命な救命、救援活動が展開されている。新日本宗教団体連合会(新宗連、保積秀胤理事長)は加盟教団およびNPO、NGOなどの救援団体と連絡をとり、被害状況の把握に努めている。
 21日には国際救援金から、熊本県益城町で診療・医療活動を開始したAMDA(アムダ)に対し100万円を寄託。22日、被災者救援のため国際救援金の勧募を加盟教団へ呼びかけた。(4月23日時点)

「平和学習会」始まる

全国の総支部、協議会で

 新宗連は昨年に引き続き、全国で平和学習会を開催する。今年度は「立憲主義の確立を求める運動」の一環として新たに作成したテキスト、信教の自由委員会(信教委)が新たに作成したパンフレットを教材として、「信教の自由」と立憲主義について学ぶという内容。4月から総支部・協議会での開催が始まった。
 総支部では首都圏総支部が4月9日、東京・杉並の立正佼成会本部・大聖ホールで、信教委の本山一博委員長を講師に開催。続いて中国総支部(4月14日、広島市、講師・生田茂夫新宗連事務局次長)、東北総支部(18日、福島県いわき市、本山委員長)、北関東総支部(同、長野県松本市、斎藤謙次新宗連事務局長)、四国総支部(同、香川県丸亀市、生田次長)、北陸総支部(19日、福井市、斎藤事務局長)が開催した。
 協議会では、北海道・日胆地区協議会(4月2日、室蘭市、山田匡男新宗連総局長)が平和学習会を開催した。

3総支部で会長選出

首都圏

 首都圏総支部は4月9日、東京・杉並の立正佼成会大聖堂で平成28年度第1回総務会を開催した。平成27年度首都圏総支部事業報告案と決算案を承認。10月の平成28年度首都圏総会の学習会内容などを申し合わせた。また、教団内人事異動に伴い退任した正井啓介前会長(前PL東京中央教会長)の後任に、島田蕐代氏(立正佼成会東京教区長・南多摩教会長)を新会長に選出した。

中 国

 中国総支部は4月14日、広島市の立正佼成会広島教会で総務会を開催した。教団内人事異動に伴い退任した鈴木孝太郎前会長(立正佼成会前中国支教区長・広島教会長)の後任に齋藤高市氏(立正佼成会中国支教区長・広島教会長)を新会長に。家子新太郎前副会長(前PL広島中央教会長)の後任に野村悟氏(PL広島中央教会長)を新副会長に選出した。

北関東

 北関東総支部は4月18日、長野県松本市で総務会を開催した。任期満了により退任する浦島實前会長(解脱会相談役)の後任として、新井光興氏(救世真教会長)を新会長に、松永宏志氏(PL新潟教会長)と小林正二氏(解脱会常任理事)を副会長に選出した。


創立70周年記念式典を開催 日宗連

将来へ向け課題の克服を

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 日本宗教連盟(日宗連、齋藤明聖理事長)は4月14日、東京都中央区の築地本願寺で、「創立70周年記念式典」を開催した。
 式典は平和の祈り(黙祷)の後、齋藤明聖理事長が主催者あいさつ。「節目の年にあたり、将来への展望を描きつつ、課題の克服に向けて着実に事業を展開していきたい」と抱負を語った。馳浩文部科学大臣(代読)、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の杉谷義純理事長、全国教誨師連盟の近藤哲城理事長がそれぞれ来賓祝辞を述べた。
 感謝状贈呈に移り、日本宗教連盟功労者として、庭野日鑛立正佼成会会長、山北宣久日本基督教団元総会議長、岡野聖法解脱会法主の3人の顧問(元理事長)に感謝状が贈られた。 庭野顧問が代表で謝辞。理事長時代の創立60周年記念式典の思い出を語り、「今後も世のため人のために尽くすべく精進していきたい」と述べた。
 最後に保積秀胤理事が、閉会の辞を述べた。

2016/4/27

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