宗教もしもし相談室
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Headline No.59 新役員体制 決まる 保積秀胤理事長を再任

第28期第3回評議員会・第29期第1回理事会

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 新日本宗教団体連合会(新宗連、保積秀胤理事長)は6月24日、東京・代々木の妙智會教団本部で第28期第3回評議員会と第29期第1回理事会を開催した。
 午後1時半から第28期第2回評議員会を開催し、平成27年度事業報告案と同決算案を原案通り承認。任期満了に伴う役員改選では、はじめに第29期・第30期の評議員について、役員等候補選考委員会の平松千明評議員が候補者を提案、審議を行い、提案通り選任した。第29期理事及び監事については、平松評議員が選考委員会からの候補者を提案後、審議を行い、提案通り選任した。理事21人が再任、新任は出居徳久修養団捧誠会総裁、北浦幸代祖神道教団理事の2人。
 午後3時から、第29期第1回の理事会を開催。はじめに第29期の理事長及び常務理事の選任を行い、選考委員会からの提案通り、保積秀胤理事長(大和教団教主)はじめ、宮本惠司(妙智會教団法嗣)、江口陽一(大法輪台意光妙教会理事長)、石倉寿一(大慧會教団次代会長)、川端健之(立正佼成会理事長)の4人の常務理事を再任した。保積理事長はあいさつで、宗教協力を基盤とした社会貢献活動の一層の推進を語った。
 引き続き、名誉会長、顧問が選任され、深田充啓名誉会長(円応教教主)、庭野日鑛顧問(立正佼成会会長)、新井三知夫顧問(救世真教顧問)、力久?積顧問(善隣教聖主)、岡野 聖法顧問(解脱会法主)がそれぞれ再任した。
 この後、日本宗教連盟役員の推薦、各委員会・機関の委員・幹事の委嘱等が行われた。

新スローガンを決定―第28期第7回理事会

「信仰心を広めよう」を加える

 新宗連は6月9日、宮城県仙台市の大和教団・大國神社祈祷殿で第28期第7回理事会を開催した。
 審議事項では、平成27年度事業報告案と同決算案が報告され、原案通り承認した。新宗連スローガンの見直しについては、新井企画委員長が、企画委員会案として、新たに加える複数のスローガン案を提案。審議の結果、現在の三つのスローガンに「信仰心を広めよう」を新たに加え、「信教の自由を守ろう/信仰心を広めよう/宗教協力を進めよう/世界の平和に貢献しよう」を新スローガンとし、結成65周年にあたる10月の全国総会で正式に発表することとした。
 また、憲法研究会の赤川惠一座長が、自由民主党・日本国憲法改正草案における「緊急事態条項」について、基本的人権・信教の自由を守る観点から、同党憲法改正推進本部に意見書を提出することを提案し、承認された。最後に、保積理事長が北朝鮮による日本人拉致問題について「新宗連として取り組んでいきたい」と提言し、継続協議していくことを申し合わせた。

熊本地震復興支援ボランティアVOWSが実働

6月26日まで5教団延べ138人が参加

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 熊本地震の復興支援へ向け、新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)の呼びかけによるボランティア派遣が5月23日から開始された。ボランティアは世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会と協働し展開するもので、名称は「熊本地震復興支援ボランティアVOWS(バウズ)(Volunteers of WCRP&SYL) for KUMAMOTO」。
 6月26日の第5次派遣までは、新宗連加盟教団の会員と新宗連事務局員、WCRPスタッフを含め延べ138人が「VОWS」の呼称でボランティア活動に参加した。参加教団は円応教、松緑神道大和山、善隣教、パーフェクト リバティー教団(PL)、妙智會教団、立正佼成会の5教団。
 VOWSの活動は、西原村災害ボランティアセンター本部の運営スタッフと、一般ボランティアの2つに分かれる。運営スタッフは5月24日以降、VOWSが電話受付担当として定着した。また、一般ボランティアは主に被災した家屋の清掃や片付け、瓦や土砂の搬出作業を他のボランティアと共に行っている。

2016/6/30

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