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4月 拉致問題テーマに平和学習会―総支部協議会で開始

 新宗連は平成29年度の重点事業として、北朝鮮による拉致問題の早期解決を掲げ、4月から全国の総支部・協議会で拉致問題をテーマとする「平和学習会」が始まった。
 4月3日には中国総支部が立正立正佼成会広島教会で、総務を対象に開催。「北朝鮮による日本人拉致被害者即時帰国への祈り」を全員で捧げた後、DVD映像『拉致被害者御家族ビデオメッセージ』を視聴した。拉致被害者家族連絡会(家族会)代表の飯塚繁雄氏が講演し、拉致された妹(田口八重子さん)の苦しみと家族の悲しみを語った後、薄れる関心に危機を持ち、救出期限を年内に区切ることを政府に迫ったことなどを報告した。この後、生田茂夫新宗連事務局次長が宗教者としての取り組み、新宗連の方向性などを説明した。
 5日には首都圏総支部が、立正佼成会法輪閣で開催。DVD映像を視聴後、特定失踪者問題調査会(調査会)代表の荒木和博氏が講演し、調査会の活動を説明。拉致とみなされる人数は日本政府も把握できていないとして、調査はいまだ十分でないことや、拉致被害者とその残された家族らが長年苦しんできたことを語った。そして少しでも多くの人に拉致問題を伝えていく、些細な情報でも通報することなどを挙げ、「解決を思い、祈っていただくことも重要なこと」と述べた。
 9日は岩手県協議会が立正佼成会花巻教会で荒木氏を講師に、17日には北関東総支部が新潟市内のホテルで総務を対象に開催、佐原透修事務局員が説明。同日、四国総支部が徳島市内のホテルで総務を対象に開催、梶山貴史事務局員が説明した。
 18日には北陸総支部が立正佼成会富山教会で佐原事務局員が説明。同日、九州総支部立正佼成会鹿児島教会で荒木氏が講演、黒田均総支部事務局長が説明した。19日には東北総支部が立正佼成会仙台教会で荒木氏と飯塚氏が講演した。

2017/4/3

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