結成70周年に向け「特別委員会」設置
@一人ひとりが信仰心を深めるとともに、より多くの人々に信仰の尊さを広め、宗教心と信仰心が尊重される社会づくりを進める。
A新宗連の結成理念である「信教の自由」はじめ「基本的人権」「国民主権」「平和主義」など宗教活動を支える憲法の各条文改正問題を注視し、「国民投票」に対する理解を深める。
B「いのちを尊ぶ世界」の実現に向け、緊迫する国際情勢や地球環境汚染問題を注視し、宗教者、宗教団体、新宗連等ができる社会貢献活動について検討する。
C次世代を担う宗教青年の教化育成と、青少年の信仰心の醸成。
続いて今年2月の理事会で提起された意見を基に、これまで新宗連で使用してきた「北朝鮮情勢の平和解決への祈り」を、事業大綱に合わせて多岐にわたる国際問題の解決まで広げた文言に修正した「祈りのことば」とすること、今年度から全国で展開している「教化活動懇談会」を継続して推進することを承認。また2021(令和3)年に新宗連が結成70周年を迎えることから、「特別委員会」を設置することも承認した。
理事会後に第30期第2回全国総支部会議を開催し、理事会での決定事項の確認を行った。
9日は大阪天満宮で正式参拝を行い、隣接する寄席・繁盛亭で落語家の桂こけ枝さんの人権噺を通し学習した。
台風被災地の千葉県へ―VOWS
ボランティア募集と派遣 開始
新日本宗連青年会連盟(新宗連青年会、宮口弘道委員長)は9月8、9日に東京湾を北上した台風15号が千葉県下の各市町村に甚大な被害をもたらしたことを受け、10月から、世界宗教者平和会議日本委員会(WCRP日本委)との協働によるVOWS(バウズ、Volunteers of WCRP&SYL)ボランティアの募集と派遣を開始した。WCRP日本委が9月中旬から、千葉県館山市と鋸南町に調査隊を派遣したことを受け、新宗連青年会としても情報共有とボランティア派遣の可能性を探り、10月中旬、正式にVOWSボランティアの募集と派遣を開始した。
10月15日には4人が鋸南町でボランティアに参加。他のボランティアと共に落ちた瓦やがれきの撤去、水浸しになり使用できなくなった家具の運び出しなどを行った。
10月12から13日にかけて日本を縦断し、広範囲に甚大な被害をもたらした台風19号により、鋸南町でも15号の後に張られたブルーシートが飛ばされたり被害が拡大した地域があった。
約50年ぶりのスポーツ大会―青近連
4教団の青年ら、白熱試合繰り広げる
当日は4教団から約60人が参加。正午から開会式を行い、関岡伸輔青近連委員は開会あいさつで、出会い・交流を通して、それぞれのみ教えの再発見や、新たな取り組みの一助となるようにとの交流会の趣旨を説明。パーフェクト リバティー教団(PL)の池田大輔実行委員長が「選手宣誓」を行った。
この後、試合開始。A〜Gチームに分かれ、ソフトバレーボールとリアル野球盤(2球場)で総当たり戦を行った。今回の2競技は運動の得意・不得意、老若男女を問わずできるもので、特に「リアル野球盤」は、卓上の野球盤ゲームのルールに改良を加え、会場を東京ドームと甲子園球場の2球場に見立て、PL学園出身の選手らをかたどった走者のボードで臨場感が増した。各コートからは、得点が入るたびに歓声が上がり(写真)、教団を超えて白熱した試合が繰り広げられた。
佐藤益弘教会長(京都府協議会議長)は「この大会を通して青少年の育成が進められたと思います」と述べた。くじ引きによる景品の授与と記念撮影を行い、参加者らは笑顔で握手を交わし合った。
2019/10/29
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