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全国総会 理事会で令和2年度事業大綱を決定

結成70周年に向け「特別委員会」設置

19.10.08/理事会/栗山2297.JPG
 新日本宗教団体連合会(新宗連、岡田光央理事長)は10月8、9日、大阪市で「平成31年度新宗連全国総会」を開催した。8日は立正佼成会大阪普門館を会場に第30期第5回理事会を開き、令和2年度の事業大綱を決定した。大綱の重点項目は前年の課題を引き継ぎ、以下4点。
 ?一人ひとりが信仰心を深めるとともに、より多くの人々に信仰の尊さを広め、宗教心と信仰心が尊重される社会づくりを進める。
 ?新宗連の結成理念である「信教の自由」はじめ「基本的人権」「国民主権」「平和主義」など宗教活動を支える憲法の各条文改正問題を注視し、「国民投票」に対する理解を深める。
 ?「いのちを尊ぶ世界」の実現に向け、緊迫する国際情勢や地球環境汚染問題を注視し、宗教者、宗教団体、新宗連等ができる社会貢献活動について検討する。
 ?次世代を担う宗教青年の教化育成と、青少年の信仰心の醸成。
 続いて今年2月の理事会で提起された意見を基に、これまで新宗連で使用してきた「北朝鮮情勢の平和解決への祈り」を、事業大綱に合わせて多岐にわたる国際問題の解決まで広げた文言に修正した「祈りのことば」とすること、今年度から全国で展開している「教化活動懇談会」を継続して推進することを承認。また2021(令和3)年に新宗連が結成70周年を迎えることから、「特別委員会」を設置することも承認した。
 理事会後に第30期第2回全国総支部会議を開催し、理事会での決定事項の確認を行った。
 9日は大阪天満宮で正式参拝を行い、隣接する寄席・繁盛亭で落語家の桂こけ枝さんの人権噺を通し学習した。

2019/10/9

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