宗教もしもし相談室
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「祈りのことば」共に捧げよう

緊迫する世界情勢 平和解決を

 新日本宗教団体連合会(新宗連、岡田光央理事長)は昨年10月の第30期第5回理事会で、これまで使用していた北朝鮮情勢の平和解決を求める「祈りのことば」の文言の一部を変更し、多岐にわたる国際問題の平和的解決を祈る「祈りのことば」(下記)を採択、その周知及び実践協力を呼びかけている。
 「祈りのことば」の趣旨は、緊迫する世界情勢に対して新宗連加盟教団の信徒・会員が「平和の実現」に向けて共に祈りを捧げることにある。昨年末から年始にかけて、アメリカとイランの対立が激化する事態が生じ、また台湾と中国の関係悪化など、予断を許さない国家間の対立が続いている。
 こうした世界情勢をとらえ、1月17日に開催された新宗連事業計画策定会議の中でも、あらためて「祈りのことば」を共に捧げることの意義と更なる実践推奨が呼び掛けが確認さられた。
 新宗連の願いである「世界の恒久平和」「すべてのいのちを尊ぶ世界」の実現のため、新宗連の本部理事会・評議員会並びに全国の総支部・協議会での学習会・会議、また加盟教団の朝夕の祈りに合わせて「祈りのことば」を推奨している。
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 <祈りのことば>
 私たちはアジアをはじめ、紛争や対立、不信関係にある、世界のあらゆる国際問題が、対話や協調により平和的に解決されることを祈ります。
 私たちは、「二度と戦争を起こしてはならない」「国際問題を武力で解決してはならない」という「絶対非戦」精神のもと、世界の恒久平和と「すべてのいのちを尊ぶ世界」の実現に向け、祈り続けます。

2020/1/17

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