所在地 | 〒543-0001 大阪市天王寺区上本町2-1-23 |
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電話 | 06-6761-1480 |
創始者 | さいとう よりかず 斎藤 仍一 1908(明治41)年11月21日、大阪市生まれ。 1947(昭和22)年和光道教団本部を創立。 2001(平成13)年12月9日、昇天。 ・呼称 「教祖」 |
代表者 | 斎藤 百合子 教名を「月よみ」とする。 ・呼称 「教主」 |
沿革 | 教祖・斎藤仍一は、高等工業学校に学び、技術者として生計を立てていた。1945(昭和20)年、軍需工場に勤務していたとき、たまたま依頼を受けて工場内の社(やしろ)の神事を行っていたところ、大空襲に遭って工場も自宅も全焼し、身に着けていた祭典用の装束だけが残るという、文字通り着の身着のままの状態となった。 また、かねてから古事記を研究していたこともあって、この出来事は神の道に入れという「さとし」にちがいないと悟る。 戦後、生駒の山中や、伏見の稲荷山等の霊山で、断食や滝行及び鎮魂の行を重ねるうち、古事記に出てくる月読命(つきよみのみこと)の御神慮に依り、鎮魂帰神の行を通じて和光皇大神(わこうすめらのおおみかみ)を感得する。 1947(昭和22)年、榊葉の太占を会得し、同年4月和光道教団本部を創立。自ら代表者となり、教名を「月よみ」とする。1960(昭和35)年9月、宗教法人となった。2001(平成13)年12月9日昇天し、2002(平成14)年2月15日、長女・斎藤百合子が教主を継承し、現在にいたる。 |
教旨 | 主祭神は「和光皇大神」。天照大御神(知)、月読命(仁)、建速須佐之男命(勇)の三体を総称して「和光皇大神」という。この知・仁・勇の三本柱を保つことによって、世の中の調和がとれて治まっていくのである。世の不幸・不運は、いずれも和の精神に欠け、和が崩れた姿を示すものである。よって、幸福・幸運を願う者は心身にわたって和の精神に背かないように心がけねばならない。和の精神は調和の「和」で神の本体は「和」であるとする。 <神伝五ヵ条> 1.己より上なるものを尊ぶこと 1.己と同じきものと相和(あいわ)すること 1.己より下なるものを愛(いつく)しむこと 1.己の楽しみはありがたく頂戴すべきこと 1.己の苦しみは潔く受べきこと この教えを日常生活の基本として実践し、和光皇大神に達成成就を祈ることによって、幸福と平和を得ることができる。 また、迷い苦しみ、和の実現を目指す決断のつかない者には、古事記の「天の岩戸開き」の神話にならい、榊葉でもって神意を伺い、御神徳を受けて安心立命を成就させるとする。 |
年中行事 | 12月冬至の日 冬至祭 |
月例行事 | 月並祭 |
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