宗教もしもし相談室
宗教に関する各種の疑問やトラブルに対する電話相談室です。

事業

 新宗連は、スローガン「信教の自由を守ろう」「信仰心を広めよう」「宗教協力を進めよう」「世界の平和を実現しよう」のもと、全国で多彩な活動を展開しています。公益財団法人として、信教の自由の精神を高揚するとともに、宗教団体への公益活動を支援することにより、豊かな人間性の涵養とより良い社会形成への寄与、さらには世界平和実現への貢献を目指し、さまざまな活動を行っています。

社会の問題に立ち向かう

 新宗連は社会的問題などについて、宗教者として真摯に立ち向かうよう努力を続けています。2006年には「自殺防止プロジェクト」を設置し、年間30,000人を超す自死者がある日本社会の構造的問題に目を向け、全国各地で学習会を開催し、キャンペーンを行ってきました。
 また、宗教の信頼回復の一環として、2001年に「宗教もしもし相談室」を開設。自殺防止センター、弁護士グループなどと連携しながら、約60人のボランティアが交代で、月曜から金曜の正午から午後4時まで、宗教に関わる諸問題の相談を受けています。
 地球環境の保全活動は1991年から取り組みを開始しており、植林・植樹、水質保全、ゴミの減量、清掃など、全国の協議会単位で特色ある活動を現在も展開しています。二酸化炭素の削減などを進めるため、「電力ダイエット運動」を2004年から2回にわたって実践。特に2005年に実施した第2次電力ダイエット運動には、全国で約50,000世帯が参加し、二酸化炭素を187万59,10kWhも削減することができました。これは樹木18万5,000本が1年間に吸収する量に相当するものです。こうした実践が新宗連に加盟する教団の家庭に隅々まで広がってきております。

他宗教との協力、世界を視野に

 新宗連は公益財団法人・日本宗教連盟の構成団体として、日本の宗教団体とも幅広く協力を進め、1970年に京都で開かれた第1回世界宗教者平和会議(WCRP)にも積極的に参画。また、1987年の比叡山宗教サミットにも日本宗教代表者会議の構成員として加わり、宗教対話・宗教協力を推進しています。さらに「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)、国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンターの活動にも参加。また、協議会単位では都道府県の宗教連盟、宗教懇話会などに加盟・参加し、宗教対話・宗教協力の輪は着実に広がっています。
 また、軍縮特別総会に2度にわたり参加、国連やWCRPなどの推進する事業を通じて国際活動を展開してきました。1990年には「国際救援基金」を設立。1991年の湾岸戦争避難民の民間機による移送救援活動から、海外の大地震被災や難民支援、また国内では1995年の阪神淡路大震災と2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災に際してのNGOなどへの支援及びボランティア派遣まで、人道的立場から日本を含め、世界の被災民や難民に救援の手をさしのべています。


ページの先頭へ