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映画『君の笑顔に会いたくて』 大沼えり子さん原作

更正目指す子どもに寄り添う保護司の姿描く

撮影スナップ―右が大沼さん(提供/シネマとうほく)
 宮城県名取市在住の作家で保護司の大沼えり子さんの体験をもとにした映画「君の笑顔に会いたくて」がこのほど完成し、9月から宮城県での先行上映が開始された。
 大沼さんは犯罪や非行からの更正を目指す子どもたちのため、少年院向けのラジオ放送や、仮退院あるいは帰る場所のない子たちを受け入れる「ロージーハウス」を運営するなどの支援活動を長年続けている。新宗連の首都圏総支部、青森や神奈川、山形の各県協議会などで講演を行い、青少年問題への取り組みを熱く語っている。
 映画タイトルと同名の大沼さんの著作が原作。映画は、東日本大震災の津波で息子を失った女性保護司が、息子の親友だった少年を担当することとなり、幾多の苦悩を共に経て、やがて少年は新たな出発を誓う―というストーリー。
 キャストは洞口依子、筧利夫、石丸謙二郎、かとうかずこ、雛形あき子、五代高之さんら。洞口さんが保護司、筧さんがその夫役を務め、名取市内で小さな食堂を夫婦で営む傍ら、子どもたちの支援活動をしているとの設定で、物語は展開する。監督は植田中さん、脚本は西井史子さん。製作は映画「君の笑顔に会いたくて」製作委員会。
 作中では、親による虐待、貧困やいじめ、更正を目指す子どもたちに対する社会の不理解、本来は子どもを守るべき家庭の崩壊など、原作者の大沼さんが経験した、子どもを取り巻く現代社会の歪(ひずみ)も描かれていく。同映画製作委員会によると、保護司を題材とした映画作品は国内初という。
 宮城県での先行上映後、全国での上映を予定している。詳しい上映情報は「シネマとうほく」ホームぺージで随時更新中。http://cinema-tohoku.co.jp/movie/kimino/

2017/9/20

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