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Headline No.86 第30期役員体制が決定―理事会・評議員会

新理事長に岡田光央氏、常務理事に御木貴日止氏が新任

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 新日本宗教団体連合会(新宗連)は6月27日午後、東京・杉並の立正佼成会法輪閣で、第29期第4回評議員会と第30期第1回理事会を開催。理事会では理事長らの選任を行い、新理事長には岡田光央(おかだ・こうおう)理事(70、崇教真光三代教え主)が選任され、第30期の体制が決定した。常務理事には御木貴日止氏(60、パーフェクト リバティー教団教主)が新任した。

 評議員会は、6月12日の第29期第7回理事会で承認された平成29年度事業報告案並びに決算報告案について審議し、原案通り承認した。この後、第30期役員の選任に移り、役員等候補選考委員会が第30期理事候補者を提案。審議の後、24人の理事を選任した。新理事は、御木貴日止氏と佐々木堯章氏、中田信和氏、新監事は赤松好美氏。また、仙波達治氏が新たに評議員に選任された。
 この後、評議員会で選任された理事による第30期第1回理事会が開催され、保積秀胤理事長を仮議長に、常務理事の選任を行い、新理事長に岡田光央氏、常務理事には宮本惠司氏、江口陽一氏、石倉寿一氏、川端健之氏(以上再任)、御木貴日止氏(新任)の5氏を満場一致で選任。新任となった御木氏があいさつを述べた。
 新旧理事長のあいさつでは、2期4年にわたり理事長を務めた保積氏が、歴代理事長からの薫陶、東日本大震災で仙台市に本部を置く自教団、大和教団への加盟教団からの支援、また新宗連が展開した北朝鮮による拉致問題への取り組みなどを振り返り、感慨を述べた。
 また、岡田理事長は混迷の様相を深めている現代に、「私たちが新宗連スローガンの基本理念のもと、具体的に何に取り組むべきか、皆様のご意見を伺いつつ、その対応の実践に向けて歩みを進めていきたい」と抱負を述べた。
 続いて名誉会長と顧問の選任を行い、新任では保積前理事長を顧問に選任した。また、日本宗教連盟の役員等の推薦について審議し、第30期各委員会・機関の委員及び幹事と委員長及び座長の委嘱を行い閉会した。

結成60周年記念集会を開催―北陸総支部

設立の精神に基づき憲法を注視―記念講演

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 北陸総支部(森岡克修会長)は5月27日午後から、石川県能美市の根上総合文化会館で「60年の絆―世界平和に向けて新たなる誓いを」をテーマに結成60周年記念集会を開催した。
 開会に先立ち、オープニングでは立正佼成会やパーフェクト リバティー教団(PL)の子どもたちによる「子供太鼓」や「バトントワーリング」が披露された。平和の祈りに続き、森岡克修会長があいさつ。森岡会長は「60年の歴史において、先師先達に感謝します」と述べた上で、新宗連のスローガンに触れ、「信仰心を広め、深めていくことがこれから大切になる。宗教は異なれども、求めるものは一つ。これからも協力し、邁進して行きたい」と力強く述べた。この後、保積秀胤新宗連理事長のメッセージが代読され、DVD「新宗連の歩み」が上映された。
 休憩の後、講師に山田匡男新宗連総局長を招き、「憲法改正と国民投票に関わる諸問題」をテーマに記念講演を行った。山田総局長は「新宗連の設立の意義として『信教の自由を守る』と『絶対非戦』を宣言してきた」とした上で「私たちはその精神に基づき憲法について注視していかなければならない」と述べた。
 また、憲法問題は難しいと思われがちな風潮について指摘し、「知らないではいけない。正しく理解していただくためにも、この学習会は重要」と学習会の必要性を力強く訴えた。
 学習会終了後、高橋享久北陸総支部事務局長が謝辞を述べ、最後に北陸総支部の役職者が壇上に上がり、参加者と共に「いのち輝く」を合掌した。

2018/7/2

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