宗教もしもし相談室
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Headline No.89

第3回教化活動懇談会―新宗連

導いた側・導かれた側 体験発表から学び深める

 新日本宗教団体連合会(新宗連、岡田光央理事長)は9月12日、東京・代々木の新宗連会館で「第3回教化活動懇談会」を開催した。
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 教化活動懇談会(旧称・教化活動に関する懇談会)は「教化活動の現状と課題」をテーマに、各教団代表者が自らの経験を語り合い、意見を交換する中から、相互に教化活動に資するものを学び合っていくことを趣旨としている。
 今回は布教の現場、特に導く人(布教する人)・導かれる人(布教される人)の触れ合いや心境の変化、さらに社会生活の中における信仰実践をテーマとした。
 新宗連企画委員会の田澤清喜委員長が主催者あいさつ。これまでの懇談会を振り返り、今回のテーマである導いた側・導かれた側双方の話に「一般の方々を導くヒントがある」として、その意義を説明した。
 基調発題を立正佼成会の苑田浩世さん、妙智會教団の小山晶子さん、長谷川美恵子さん、立正佼成会の木村浩子さんの4氏が体験発表を行った。信仰に導かれた経緯や、自らが熱心に導いた(布教)体験、信仰を得た喜びや感謝などをそれぞれ語った。
 この後、参加者は4グループに分かれ振り返りを行った。その中で「導く側の人柄や人間性が非常に重要」「どの体験も(導いた人の)姿で導いている」「どう信頼関係を築くかが大事」など意見が交わされた。
 最後に企画委員会の力久道臣副委員長があいさつに立ち、「(布教は)導く人が神仏を信じきれるかに、懸かっているのではないか」と振り返り、人々を取り巻く状況が変化し続ける中で、「今の時代の信仰心の広め方をこれからも考えていかなければならない」と締めくくった。

拡大テーマ研修会―同推協

LGBT(セクシャルマイノリティー)の人権を考える

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 新宗連同和推進連絡協議会(同推協、大滝晃史代表幹事)は9月18日、大阪市西区の立正佼成会大阪普門館で「拡大テーマ研修会」を行った。
 今回は、「LGBT―セクシャルマイノリティーの人権問題」をテーマに、高野山真言宗の柴谷宗叔氏を招き、性的少数者が抱えている問題や現状について学んんだ。
 柴谷氏は講演で、LGBTという用語について解説。レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)の3つは、「性的志向」を示す言葉である一方、トランスジェンダー(Transgender)は、こころの性とからだの性の不一致を示す言葉であることを説明。「セクシャルマイノリティー」の人権を守ることの大切さを訴えた。
 また、柴谷氏は自身の生い立ちから現在までを語り、四国八十八ケ所の巡礼を続ける中で「お大師さまに救っていただいた」「仏の前では男も女もない」などの気付きを得た。ある先達仲間から誘いを受け、新聞社の仕事を続けながら高野山大学の社会人コースに通い、会社を早期退職し、僧侶に。2010(平成22)年に性別適合手術を受けて、戸籍も男性から女性に変更。僧籍上も女性に変更することができた。セクシャルマイノリティーが集い、悩みを相談できる場として、大阪府守口市に自坊を持つこともできた。
 日本の人口におけるLGBTの比率は、左利きの人と同じ7%であり、「宗教者は、性的マイノリティーに対する差別の問題に取り組んでいかないといけないし、情報交換をしていくべきだ」と訴えかけた。

西日本豪雨被災地支援―新宗連青年会・WCRP日本委

三原市でのVOWSボランティア続く

 「平成30年7月豪雨」(西日本豪雨)に際し、新宗連は被災地の支援活動を行っている。
 新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会、宮口弘道委員長)が世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会と協働するVОWS(バウズ、Volunteers of WCRP&SYL)は、広島県三原市でのボランティア活動を継続し8月25、26日(第4次)に続き、9月からは「平成28年熊本地震」の際に支援を行った「被災地障害者センターくまもと」(東俊裕事務局長)からの要請により、愛媛県西予市で被災した障害者施設でのボランティアを開始し、農業支援を中心に活動を行っている。
 三原市では9月15、16日(第7次)同22、23日(第8次)の土日、4日間で延べ32人のボランティアを派遣(三原市は第5次募集なし。8、9日に派遣予定だった第6次は雨天により中止)。8月に引き続き、加盟教団から参加したボランティアが、被災家屋の土壁はがし、周囲の土砂搔き出し作業などにあたった。

結成40周年記念ピースフォーラム―青道連

歴史振り返り、平和へ向け行動を

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 新宗連青年会北海道連盟(青道連、川口玄徳副委員長、門脇靖夫副委員長)は9月2日、北海道札幌市の立正佼成会札幌教会で北海道連盟結成40周年記念「ピースフォーラム」を開催した。
 世界平和の招来を願って、黙祷した後、松緑神道大和山と善隣教、パーフェクト リバティー教団(PL)、立正佼成会の順に教団別礼拝を行った。続いて、川口玄徳北海道連盟副委員長が開会あいさつに立ち、北海道総支部の石井忠義会長が祝辞を述べた。
 午後は、「新宗連青年会の原点を振り返る」をテーマにDVD「新宗連青年会50年のあゆみ―世界平和への道・共に手をたずえて前進しよう」を視聴し、橋本浩志事務局長が2012(平成24)年以降の活動を補足説明した。
 続いて、宮口弘道青年会委員長が登壇し、「結成の原点〜今も続くつながりと喜び」をテーマに基調講演。宮口委員長は、新宗連青年会の2大行事である「戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典(8・14式典)」と「ユースフォーラム」、西日本豪雨で被災した広島県三原市でのボランティア活動を紹介し、祈るだけでなく、心を込めて活動をすることの大切さを語った。また、足元の実践の積み重ねが世界平和に繋がっていくことを説明した上で、「信仰のあふれる連盟にしてください」と語った。
 この後、「2020みんなで一緒にできること〜世界平和に向けてのアクションプラン」というテーマで4グループに分かれてディスカッションを行い、模造紙に行動計画をまとめ、全体発表を行った。

2018/9/26

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