創建60年―千鳥ヶ淵墓苑奉仕会理事長が講演
原爆描く幻の名作、映画『ひろしま』の上映も

学習会は「戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典(8.14式典)」の事前学習とPRを兼ね、式典の実行委員・奉仕者を中心に首都圏在住の加盟教団青年に広く呼びかけて、毎年開催しているもの。
今回は「8.14式典」の会場となる国立・千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京・九段)が創建60年の節目にあたり、講師に千鳥ケ淵戦没者墓苑奉仕会理事長の古賀英松氏を招き、あらためて墓苑の概要と歴史を学ぶ。また、原爆を描いた映画『ひろしま』の上映会を行う。同映画は1953(昭和28)年に制作され、55年にベルリン国際映画祭で長編映画賞を受賞するなど、早くから高い評価を得ていた。しかし当時、東西冷戦の社会状況から「反米」「日本人の憎悪」をかき立てると懸念され、上映に制限がかかった幻の名作。
近年、制作関係者の尽力により自主上映会活動が広がり、2017(平成29)年、デジタルリマスターで発表当時の鮮明な映像が蘇った。
学習会は新宗連加盟教団の青年が対象。参加費無料、事前申し込み制。詳細・問い合せは新宗連本部事務局(電話03-3468-5551)担当・隈元まで。
2019/5/27
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