宗教もしもし相談室
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Headline No.105 「祈りのことば」共に捧げよう

緊迫する世界情勢 平和解決を

 新日本宗教団体連合会(新宗連、岡田光央理事長)は昨年10月の第30期第5回理事会で、これまで使用していた北朝鮮情勢の平和解決を求める「祈りのことば」の文言の一部を変更し、多岐にわたる国際問題の平和的解決を祈る「祈りのことば」(下記)を採択、その周知及び実践協力を呼びかけている。
 「祈りのことば」の趣旨は、緊迫する世界情勢に対して新宗連加盟教団の信徒・会員が「平和の実現」に向けて共に祈りを捧げることにある。昨年末から年始にかけて、アメリカとイランの対立が激化する事態が生じ、また台湾と中国の関係悪化など、予断を許さない国家間の対立が続いている。
 こうした世界情勢をとらえ、1月17日に開催された新宗連事業計画策定会議の中でも、あらためて「祈りのことば」を共に捧げることの意義と更なる実践推奨が呼び掛けが確認さられた。
 新宗連の願いである「世界の恒久平和」「すべてのいのちを尊ぶ世界」の実現のため、新宗連の本部理事会・評議員会並びに全国の総支部・協議会での学習会・会議、また加盟教団の朝夕の祈りに合わせて「祈りのことば」を推奨している。
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 <祈りのことば>
 私たちはアジアをはじめ、紛争や対立、不信関係にある、世界のあらゆる国際問題が、対話や協調により平和的に解決されることを祈ります。
 私たちは、「二度と戦争を起こしてはならない」「国際問題を武力で解決してはならない」という「絶対非戦」精神のもと、世界の恒久平和と「すべてのいのちを尊ぶ世界」の実現に向け、祈り続けます。

幹事研修セミナーと第2回定例会議―同推協

円応教本部で開催

20.01.14-15/同推協・幹事研修セミナー/橋本・藤井責任役員から教義のあらましの説明を受けた (1).jpg
 新宗連同和推進連絡協議会(同推協、大滝晃史代表幹事)は1月14、15日、兵庫県丹波市の円応教本部で幹事研修セミナー及び平成31年度第2回定例協議会を開催した。
 14日午後、円応教本部の本殿に到着した参加者は、藤井庸佐責任役員から、歓迎のあいさつを受け、深田長治初代教主が記した「信者訓戒」には、差別撤廃と宗教協力への思いが込められているとの解説を受けた。この後、松下誠総務課長から本殿や五法閣などの説明を受けた。
 続いて、聖地を巡拝見学。青年会館に移動した一行は、ビデオ「円応教100年のあゆみ」を視聴した後、藤井責任役員から円応教の教義や信仰対象、教義の五綱目、修法について解説を受けた(写真)
 この後、平成31年度第2回定例協議会を開催。令和2年度の事業計画について協議を行った後、平成31年度の拡大テーマ研究会について審議し、「障害者差別解消法の現状と課題」をテーマに、すべての障害者の機会均等と権利の獲得を活動目的とするNPO法人・DPI日本会議の佐藤聡事務局長を講師に招き、3月17日に開催することを申し合わせた。また、同推協の今後の課題についても意見交換を行い、幅広い人権課題について他の委員会とも共同して参加者を募り、加盟教団に共通する人権課題への取り組みを行うことを確認した。
 15日は円応教の「朝のおつとめ」に教団の職員らと共に参列した。

2020/1/27

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