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台湾へ初の平和使節団−新宗連青年会

2月21〜25日 敵味方を超えた慰霊と平和祈願

 
金爪石での慰霊(2月24日)
 新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会、宮口弘道委員長)は2月21〜25日にかけて、「第27次アジア青年平和使節団」を中華民国(台湾)に派遣した。同使節団としての台湾への派遣は初で、1895年から50年間にわたる日本統治時代に犠牲となった原住民族をはじめとする台湾の人々や日本人、連合軍捕虜など、敵味方を越えた慰霊と平和祈願を行った。今回の使節団には3教団(善隣教、大慧會教団、妙智會教団)から8人が参加した。
 22日には台湾中部の清流部落を訪れ、1930年に起こったセデック族による抗日蜂起「霧社(むしゃ)事件」を学び、事件に関連して亡くなった犠牲者に対する慰霊と平和祈願を行った。また、セデック族の方々とも懇談を行った。
 23日には台湾南西部の潮音寺、24日には台湾東北部の金瓜石を訪れ(写真)、それぞれの場で先の大戦下での犠牲者と、すべての戦争の犠牲者に対して慰霊を行った。潮音寺では、近隣の海岸で海上戦没者への慰霊も行い、海上への献花を行った。

2020/2/25

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