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Headline No.112  令和3年度事業大綱を承認―新宗連理事会

結成70周年事業大綱とテーマも決定

20.10.29/理事会写真データ1.jpg
 新日本宗教団体連合会(新宗連、岡田光央理事長)は10月8日、オンラインにより「第31期第2回理事会」を開催し、令和3年度事業大綱と結成70周年記念事業大綱を決定した。
 理事会は令和2年度上半期の活動報告などの後、岡田光央理事長が第31期委員会・機関の代表者を委嘱した。審議事項では令和3年度事業大綱案を提案、合わせてコロナ感染防止対策を踏まえた新宗連全体の運営に関わる補足事項、昨年10月の理事会で採択した「祈りのことば」の継続などについて事務局より説明があり、審議の結果、原案通り承認した。
 同事業大綱は活動方針の冒頭で「コロナウイルスという未知の感染症に遭遇している今だからこそ、宗教の役割が求められており、宗教者がこの現状にどう立ち向かうかが重要」と提起し、新宗連スローガンなどに則った5点の重点課題の一つとして、コロナ禍の影響により求められている「新しい生活様式と、宗教者、宗教団体の役割を探究する」ことを掲げた。
 また、結成70周年記念事業大綱案については、70周年特別委員会の正副委員長からテーマ・目的・事業内容について説明があり、審議の結果、目的を一部修正し承認した。
同記念事業のテーマは「今、そして未来につなぐ信仰の力と光」に決定。事業の推進期間は来年1月から約3年。事業案として、新宗連の原点と歴史やスローガンの意義をあらためて確認するための対談や鼎談、戦争犠牲者慰霊供養(巡礼)団、東日本大震災などの物故者慰霊(巡礼)団の派遣、将来構想の発信、記念式典の開催などが示された。

2020/10/29

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