令和２年度 事業報告・決算を承認

結成70周年記念式典の概要も検討

　新日本宗教団体連合会（新宗連、岡田光央理事長）は６月９日、オンラインで「第31期第４回理事会」を開催した。
　今年２月の前回理事会からの各委員会並びに新日本宗教青年会連盟（新宗連青年会）の活動、宗教界の動向などの報告の後、審議事項では令和２年度事業報告書案及び同決算報告書案を審議、原案通り承認した。令和２年度事業については、新型コロナ禍における「緊急事態宣言」の発出や感染拡大防止対策に伴う活動自粛で各事業の推進方法等を変更したこと、それに伴い予算の執行も大幅に縮小したことなどが説明された。
　続いて新宗連結成70周年記念式典開催概要案について審議。今年10月17日に開催する式典は、結成70周年のテーマ「今、そして未来につなぐ信仰の力と光」の実践として、「現在の未曾有の状況を乗り越え、世界の平和を招来するため、祈りの力を終結する」を趣旨に開催、開催方法や参加対象について検討した。今後、結成70周年特別委員会で詳細な内容を検討していくこととした。
　すべての審議終了後、理事らによる意見交換が行われ、コロナ禍でのさまざまな差別、戦争の記憶や「絶対非戦」の若い世代への継承、ＳＤＧｓ、新宗連の広報活動など多様な話題で発言が続いた。

2021/7/13

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