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Headline No.121 第31期第6回理事会を開催 ―新宗連

令和4年度事業計画・予算を承認

結成70周年記念事業は令和4年度内に遂行

審議事項を原案通り承認した
 新日本宗教団体連合会(新宗連、岡田光央理事長)は2月10日、オンラインで「第31期第6回理事会」を開催した。
 報告事項では、新宗連結成70周年記念事業について、新型コロナウイルス感染の状況により延期していた、教団代表による座談会や戦争犠牲者・物故者慰霊供養(巡礼)団派遣などの諸事業を、感染対策を講じた上で、令和4年度内の遂行に向けて準備していることを説明。また、新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)から青年会結成60周年記念事業の実施を説明状況と今後の計画について説明があった。
 審議事項では、令和4年度事業計画案及び同予算案を原案通り承認した。令和4年度事業大綱に基づき作成した事業計画は、昨年度の活動方針と重点課題を継承する内容。また、今年7月に予定されている第26回参議院議員通常選挙に向け、国民一人ひとりの政治参画意識を高めるとともに、新宗連や宗教界の声を為政者に届けることなどを狙いとした新宗連加盟教団推奨候補制度概要案も原案通り承認した。
 全審議事項終了後には、理事らによる意見交換を行った。

アジア青年平和使節団−平和学習会 ―新宗連青年会

先達の思いと共に原点を学ぶ

 新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会、宮本泰克委員長)は2月19日、オンラインで「アジア青年平和使節団の歴史とこれから」をテーマに「アジア青年平和使節団−平和学習会」を開催した。
 新宗連青年会は昨年、結成60周年の節目を迎えた。その歩みにおける中心的活動の一つであり、今日まで継承されているアジア青年平和使節団だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、第28次の派遣は延期されている状況にある。そこでこの機会を利用して、改めて原点を学び直すことを狙いとして、第1回の使節団を記録したドキュメンタリー映画『アジア懺悔行(さんげこう)』の上映を中心としたオンライン学習会を開催した。
 宮本泰克委員長の趣旨説明の後、新宗連青年会の隈元正樹事務局長が「第1次東南アジア青年平和使節団と映画『アジア懴悔行』」と題して、第1次東南アジア青年平和使節団の基本的な解説の他、ドキュメンタリー映画としての一般的評価、外部から制作に関わった人々の紹介、当時の社会情勢などを補足した。
 映画『アジア懺悔行』を参加者全員が視聴した後、新宗連の大滝晃史事務局長(元新宗連青年会事務局長)が「アジア青年平和使節団の『アジア懺悔行』後の展開」と題して講演。過去の新宗教新聞の記事や自身の体験をもとに、その後のアジア青年平和使節団の展開を解説した。この後、小グループに分かれ、感想共有や今後の課題について議論し、感想発表を行った。



2022/3/14

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