宗教もしもし相談室
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Headline No.131 第10回沖縄慰霊平和使節団を派遣−新宗連青年会

各地で真心からの慰霊供養

 新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会、宮本泰克委員長)は2月17日から19日まで、「第10回沖縄慰霊平和使節団」を派遣した。
 新型コロナウイルス感染症流行のため、約4年ぶりの沖縄慰霊平和使節団派遣となり、あらためて沖縄戦の実相を学び、慰霊供養を行うプログラムとなった。
沖縄・ひめゆりの塔
 17日午後は那覇市の大慧會教団沖縄道場で結団式と学習会、その後、那覇市歴史博物館を視察した。
 18日午前は糸満市摩文仁の国立沖縄戦没者墓苑において、「沖縄全戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」を執り行い、昼食をはさんで、午後は市内の「ひめゆり平和祈念資料館」と「ひめゆりの塔」(写真右)、「白梅之塔」、最後に、那覇市の対馬丸記念館、「小桜の塔」をめぐり、
アブチラガマの研修
慰霊供養と研修を行った。
 最終日の19日午前、南城市の糸数アブチラガマを訪れ、立正佼成会沖縄教会会員の解説と案内で、視察。この後、慰霊供養を行った(写真左)。続いて行われた解団式では、伝えていくことの大切さとともに、戦後沖縄の課題や世界情勢にも触れ、宗教青年への期待も語られた。

令和5年度事業計画案と予算案を承認―新宗連第32期第3回理事会

 新日本宗教団体連合会(新宗連、石倉寿一理事長)は2月10日、東京・代々木の新宗連会館とオンライン併用による「第32期第3回理事会」を開催した。
 報告事項の中では、新宗連結成70周年記念事業について、結成70周年特別委員会委員長の江口陽一常務理事が座談会、巡礼団等の各事業実施完了の御礼と、3月9日に円応教本部で開催する記念事業総括式典の概要について報告した。
 続いて、石倉理事長がトルコ・シリア地震に対する「国際救援金」の寄託について緊急決済したことを報告。併せて勧募の提案をし、これを了承した。
 この後、審議事項に移り、令和5年度事業計画案及び同予算案を審議。令和5年度事業大綱に基づき作成された計画では、令和4年度の活動方針と重点課題の内容を継承し、講座やセミナーの開催、普及啓発活動、青少年育成の活動などの再開を見据える内容を提案。審議の結果、原案通り承認した。また、宗教法人審議会委員の再任(継続)と、定時評議員会の開催及び議題について提案し、原案の通り承認した。
 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる諸課題については、今後の新宗連の対応を検討する特別委員会の設置を提案し、意見交換を行った。審議の結果、信教の自由委員会を中核とし検討を重ねていく方針を承認した。


2023/3/29

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