令和６年度 事業計画・予算を承認
終戦・激甚災害など節目の年、祈りと慰霊事業推進へ
理事会の冒頭、「祈りのことば」唱和と黙祷では先達への感謝と世界平和に加え、能登半島地震犠牲者の御霊の平安と復興を祈念し黙祷。併せて１月27日に逝去された、新宗連元評議員で大法輪台意光妙教会会長の星野政和師の冥福を祈った。
深田充啓名誉会長と石倉寿一理事長のあいさつの後、新たに新宗連の理事に就任した熊野隆規・立正佼成会理事長があいさつを述べ、審議事項に入った。
審議事項では令和６年度の事業計画・予算案並びに諸規程、資産運用規程の改正案など原案通り承認した。事業計画案での特記事項については田澤清喜企画委員長が、令和６～７年度の２年間で推進する「すべてのいのちを尊ぶ世界実現のため」の祈りと慰霊推進事業について説明。今年、「戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典（8.14式典）」の祈りから発展した「アジア青年平和使節団」派遣から50周年、10月には新潟県中越地震から20年、来年１月には阪神淡路大震災から30年、８月には終戦80年の節目を迎えることから、新宗連結成以来継続してきた平和への祈りと物故者の追悼、慰霊を推進する期間とするもの。この期間中に国内外の戦跡、自然災害被災地等の参拝（巡礼）を実施する企画を検討していくこととなった。
さらに能登半島地震に際して、２月５日から８日まで石川県に派遣した事務局員の現地報告の後、新宗連並びに新日本宗教青年会連盟（新宗連青年会）が新宗連国際救援金の第２次復興支援活動として、加盟教団に復興支援ボランティアへの協力を求めていくことが報告された。
2024/3/11
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