宗教もしもし相談室
宗教に関する各種の疑問やトラブルに対する電話相談室です。

Headline No.184 第13回青少年育成セミナーU(長崎)―新宗連青年会

 長崎原爆資料館を見学、慰霊祭に参列
 新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会、宮本泰克委員長)は8月8日、第13回「青少年育成セミナーU(長崎)」を長崎市で開催した。同セミナー年間テーマ「先の大戦」への理解を深めるため、長崎原爆資料館の見学と「第53回長崎原爆殉難者慰霊祭」に参列した。
 参加者は午後、長崎原爆資料館を見学。非人道的な被害の記録や展示に向き合い、原爆被害の恐ろしさを痛感した。
 この後、原爆落下中心地公園での「第53回原爆殉難者慰霊祭」に参列した。同慰霊祭は長崎県宗教者懇話会の主催。
セミナー
 式典は同日夕、天理教、カトリック、日本聖公会、金光教による諸儀式が執り行われた。「平和の灯」献上では新宗連青年会の宮本泰克委員長を含む委員と参加者が行った(写真)。
 セミナー参加者からは「資料館を見学し、核廃絶の強いメッセージを感じた」「核廃絶や世界平和の実現に向け、小さい一歩でも自分にできることを考えるきっかけになった」との声が寄せられた。

 沖縄に代表団を派遣  
 新宗連青年会は沖縄戦の組織的戦闘が終了した「沖縄慰霊の日」に合わせ、6月22〜23日に代表者を沖縄に派遣した。
 22日には南風原町の南風原文化センターを訪れ、沖縄戦に関する資料と旧陸軍病院壕を見学。翌23日午前、一行は糸満市摩文仁の平和祈念公園で戦跡を参拝。この後、県主催の沖縄全戦没者追悼式に参列した。

 広島で第40回慰霊・平和祈願式典―中国連盟
 新宗連青年会中国連盟は7月20日夕、広島市中区の広島平和記念公園内の「原爆供養塔」前の広場で「第40回原爆犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」を営んだ。新宗連青年会広島県委員会では1982(昭和57)年から毎年夏に慰霊供養を行ってきた。
 式典では新宗連青年会の宮本泰克委員長の来賓あいさつ、立正佼成会の青年部員による「献花」、松緑神道大和山代表者による「献水」に続き、NPO法人・ヒロシマ宗教協力平和センター(HRCP)の岸田弘子さんが自らの被爆体験を語った。
 続いて7教団の代表者が原爆犠牲者に慰霊の誠を捧げ、絶対非戦の誓いを新たにした。この後、参列者全員で1分間の黙祷を捧げ、立正佼成会の青年部員による三線、アコーディオン、フルートの伴奏で唱歌「ふるさと」を合唱、閉式した。
 
 


 

2025/9/1

ページの先頭へ