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Headline No.187 新宗連−全国総会 大阪で開催

 理事会 令和8年度事業大綱案を承認 多様な価値観、苦悩の現実にアプローチ
 新日本宗教団体連合会(新宗連・石倉寿一理事長)は10月8・9日、大阪市内のホテルで「令和7年度全国総会」を開催した。8日午後に開催した第33期第6回理事会では、令和8年度事業大綱案を承認した。理事会後には第37回教団人セミナーを開催(別掲)。9日午前には第33期第2回全国総支部会議を開催した。 
理事会
 8日午後、大阪市内の会場とオンラインの併用により開催された理事会は冒頭、深田充啓名誉会長と石倉寿一理事長がそれぞれあいさつを述べ、議事に移った(写真)。
 審議事項では、はじめに令和8年度事業大綱案について、企画委員会の田澤清喜委員長が説明。活動方針を新宗連の四つのスローガンを前面に出してシンプルにしたこと、重点課題は変わらない部分を残しつつも、一部は時代に合わせて修正していけるよう文章を練り直したことを報告。引き続き「すべてのいのちを尊ぶ世界」実現に向けて宗教者としての役割を追求すること、「生きづらさ」を抱える人をはじめ、多様な価値観、苦悩の現実にアプローチしていくことを表現した。
 続いて令和8年度事業大綱策定にあたっての補足事項案を、大滝晃史事務局長が説明。令和8年度の新宗連全体と総支部・協議会の運営、事業計画並びに予算方針等に関する補足事項を解説した。また、「祈りのことば」継続について石倉理事長が説明。事業大綱案、補足事項案、「祈りのことば」の継続について、一括して原案通り承認した。
 このほか、令和8年の主な会議、行事予定も原案通り承認した。報告事項では、各委員会・機関、新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会、宮本泰克委員長)、総支部・協議会、宗教界の活動報告が行われた。
 全国総支部会議
 9日午前には、大阪市内のホテルで第33期第2回全国総支部会議を開催した。石倉理事長の開会あいさつの後、議事に移り、前日の理事会での決定事項等を確認した。この中で、令和8年度事業大綱および予算編成等について説明を行った。また、総支部・協議会に関する定款記載事項、規程等を改めて確認した。
この後、各総支部が上半期(令和7年4月1日〜9月30日)の活動と今後の予定について報告、意見交換を行った。


2025/11/7

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