宗教もしもし相談室
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中東情勢の緊迫化に寄せて 理事長談話

 中東地域で2カ月以上にわたり続く緊張と衝突により、多くの尊いいのちが奪われ、今もなお不安の中にある人々がおられます。犠牲となられた方々に深く哀悼と慰霊の誠を捧げ、傷ついたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
 今回の情勢は、ホルムズ海峡の緊張などを通じて、私たちの日々の暮らしにも影響を及ぼし、世界がひとつにつながっていることをあらためて深く実感させられます。すでにロシア・ウクライナ戦争等の影響が私たちの生活に及んでいた中で、今回の事態はその現実をさらに鮮明に示しました。戦争は、何の罪もない人々のいのちを奪うだけでなく、私たちの暮らしを静かに揺るがし、地球そのものにも深い傷を残します。
 停戦や対話に向けた動きが伝えられる一方で、依然として予断を許さない状況が続いています。どうか暴力の連鎖がここで断ち切られ、すべてのいのちが守られる日が一日も早く訪れてほしいと心より願っております。
 新宗連では、紛争や対立、不信の続く世界の諸課題が、武力ではなく対話と協調によって解決されるよう、祈りを重ねてまいりました。また、加盟宗教団体の会員・信徒は、朝夕の祈りや勤行の中で、世界の安寧を静かに願い続けています。小さな祈りであっても、慈悲の心をもって日々を生きることは、確かに世界とつながり、平和への道を照らす力になると信じています。
 これからも、対話と信頼に根ざした平和が築かれることを願い、日々の慈悲の実践を大切にしながら、平和を求めるすべての人々とともに歩んでまいります。
 
令和8(2026)年4月25日
 新日本宗教団体連合会
   理事長 石倉 寿一

2026/4/27

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