慰霊の思い受け継ぎ 「平和への一歩」考える

同日午後から行われた代表参拝には、新宗連青年会の岡野孝行委員長、宮崎智司委員、隈元正樹事務局長の3人が参加した(写真)。
新宗連青年会では、毎年8月14日に同墓苑で「戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」を行ってきたが、昨年から開催時期を同青年会結成月の11月に移し、通称を「青年平和式典」に変更。これまで終戦の日の前夜に平和への祈りを捧げてきた思いを引き継ぐため、昨年から8月14日に平和学習会を開催している。

また、昨年の学習会で東京大空襲の体験者が、戦争体験を聞いた若者が自ら考え、行動に移すことの大切さを訴えたことに言及。その思いを受け継ぎ、行動につなげていく学習会の意義を語った。学習会は「平和について語り合い、私たちのこれからの生き方を考えること」をテーマに実施。被爆体験をもとにしたアニメ作品「あなたがいて、私がいて」「父とのわかれ」を視聴し、グループで感想を共有した。後半は、参加者同士の交流を深める「立ちトーク」に続き、「『信仰者』として今後の平和活動にどう取り組んでいきたいか」をテーマに意見を交わした。
参加者からは、「尊いいのちや何げない家庭が人為的な戦争によって失われることに心が痛む」「教えは異なっても、平和への祈りを持ちながら行動することが大切」といった声が上がった。日頃からごみを拾うことを心掛けている参加者は、祭りの帰りにごみを拾ったところ、友人や周囲の若者も一緒に拾い始めた体験を紹介し、「まず自分自身が行動することが大事」と発言。このほか、「実践する、知る、学ぶ、共有することが大切」「家庭の平和が、その集合体である社会の平和につながる」など、それぞれの信仰や日常生活に根差した意見が交わされた。
参加者は、戦争犠牲者への慰霊の思いを受け継ぎながら、身近な人との関わりや自らの行動に目を向け、平和のために一人ひとりができる実践について考えを深めた。
2026/8/31
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